あるご縁でキリシタン遺物に出会い、2001年暮れにキリシタン資料保存会(通称・コルダの会)を立ち上げました。2003年秋、カトリック大宮教会新聖堂献堂を機にささやかな常設の遺物展示コーナーを開設しました。
江戸時代の禁教令下、ひたすら心の中で神を仰ぎ、耐え難い強制労働を忍び、あるいは殉教していった、私たちの信仰の先人たちに思いを馳せ、相互の信仰を深めたいと、活動をしております。
当教会に限らず、他教会、キリシタン研究家、郷土史家、一般の方など、関心のある方がたに、広く門戸をひらいております。
- 会報の発行・年/数回
- コルダフェスタ・毎年9月末の土曜日
- 巡礼・毎年11月末の土曜日
- 遺物の絵はがき8枚セット・¥1,000
- バテレン山周辺(群馬県邑楽町)
- 江戸のキリシタン遺跡
- 幸手のマリア地蔵
- 岩槻(原主水・他)
- 澤田美喜キリシタン資料館(大磯)
- るひいなゆかりの地(川口)
- 渡瀬・鬼石キリシタンの足跡
- 銀杏の幹の子育て地蔵(茨城県)・他
- キリシタン遺物(安部明朗氏)
- 関東平野の隠れキリシタン(川島恂二氏)
- マリア観音(中村守氏)
- 踏み絵・切支丹鍔(本多定彦氏)
- 屋敷内に隠された祭壇(亀田輝夫氏)
- 秩父地方のマリア地蔵(横山昭一氏)
- 藤岡・鬼石の隠れキリシタン(横山昭一氏)
- すけのや長兵衛の戦陣旗
- 草木染めの朱絹に、十字紋と姓名を白く染めぬいた旗(132㎝ ×109㎝)。古河藩の菅谷長兵衛はこの旗をもって各地で戦い、大阪冬(1614年)・夏の陣(1615年)にも参戦したとして同家に伝えられたもの。(年/に1度、コルダフェスタに実物を展示)
- 自然石のマリア像
- 旧内野村(古河)の田中家に保存された聖母子像の形をした黒茶の水成岩(15㎝×7㎝×5㎝)。床の下に砂をかけて隠しておき、年一回(クリスマスのころ?)、掘り出してひそかに拝んだといわれる。
- 陶板の踏み絵
- 足利代官所で使用していたとの伝承がある踏み絵(19㎝×14㎝×2.4㎝)、旧家から出たもの。血痕らしいものがそのまま付着している。踏み絵は、初期には没収した聖画やメダル類を用いたが、制度化が進むにつれ、鋳造レリーフをはめこんだ板踏み絵、さらに真鍮踏み絵が用いられるようになった。
- ロザリオかんざし
- 長さ13,5㎝のキャップつきの漆塗りかんざし。両端にロザリオを模した金象嵌の模様が描かれており、中央にはHIS(本来ならIHSのはず)の文字がある。作銘に一玉とあり、元禄時代(1690年ごろ)のもの。この時代、持ち物から露見して処刑になった人は多い。
- 象嵌マリア鍔(雲上の聖子)
- 直径7.3㎝の金銀象嵌のマリア切支丹鍔。雲上に聖子を抱くマリア母子像と金のロザリオ鳩紋があり、裏には尾張・水月の銘がある。古河藩の家臣が所持していたもの。